さて、土地探しでは大変な苦労をし、しかも契約した土地には井戸を埋めた跡があったという悲惨な我が家の家づくりのスタートであったが、着工してからはヤマサハウスの皆様が熱心に作業に取り組んでくださったお陰でほとんどトラブルもなくスムーズに家づくりが進んだ。

 そんな中で、唯一、最大のトラブルが発生したのは、外壁下地の透湿防水シートが貼られた後、既に断熱材の施工も始まっていた頃だった。

DSC_1946_1

 その日、私は現場を訪問して、あまりのショックに腰を抜かしてへたり込んでしまった。

 私道から2階を見上げると、なんと、2階の寝室にあるべき窓がないのである。


 2階へ駆けあがると、東側にあるべき窓がなくなって北側にその窓の空間が開いている。


 こんなミスがありうるのか?


 とんでもないミスであるが、その原因はすぐに分かった。


 ことの発端は地鎮祭の前日、ご近所さんに挨拶廻りをした時のことである。


 我が家の敷地の西隣にあるお宅の方から、ある愚痴とも受け取れる話を聞かされた。


 これまでは、そのお宅から桜島が見えたが、我が家が建つと見えなくなるというのである。


 その愚痴?自体は気にすべきことでもないのであるが、驚いたのはここから桜島が見えるという事実である。


 鹿児島で土地が売りに出される時、「桜島が見える」というのは付加価値となる。


 どんな傾斜地であっても桜島が見えれば、これはセールスポイントになるのである。


 しかし、我が家の敷地は街なかの平地である。


 そこから桜島が見えるとは聞いてもいなかったし、思ってもみなかった。


 我が家の東隣にも新築の家が建つから1階から桜島を望むことは無理であるが、2階の寝室の窓からなら見ることができそうなのである。


 ただ、東隣の家の陰になって、見えてもぎりぎりと言うところなのだが、この窓を少し北側に移動できれば余裕で見ることができる。


 その時点で、既に、最終図面は出来上がっていたが、その窓の横には筋交いもなく、455mmだけなら北側へ窓を移動できそうであった。


 ということで、設計のTさんに相談してみたところ可能という返事


 ただそこで、455mmずらすだけなら問題ないだろうとFaxで修正案の図を送るべきところ、それを怠ってしまった。


 それまで設計変更をお願いする際には、必ずFaxで修正案の図を送信していたのにである。


 そして、 455mm北側へ移すという指示の「455mm」が抜けて、北側の壁に窓が移ってしまったのである。 

 


031窓がない
この窓がなくなっていた。


 結果、桜島が見えないどころか寝室の東側に窓がなくなり、のっぺりした外観は寂しさしか感じさせなかった。


 ヤマサハウスへ連絡すると、その日のうちに対応について回答があった。


 すぐに窓を希望の位置に移し、窓を潰す位置と新しく設置する位置は金物などを使って補強をするという案だった。

 翌週にはそのとおり施工されたのであるが、対応の迅速さと的確さに、「あぁ、やっぱりヤマサハウスで良かった。」と感じた私であった。


 ただ、そう感じる前提として、それまで担当の皆さんが一所懸命頑張ってくださっていたので、信頼関係が確立していたという環境があったからということは否めない。


 そうでなければ、寛大に許す気持ちにもなれなかったかもしれない。


 人間のやることだからミスはある。


 ただし、そのミスが許されるだけの信頼関係を施主と築くことと、トラブルが発生した際には、迅速・的確に対応することがビルダーには求められる。


 それができていれば争いにまで至るということは、滅多にないであろうと思う。



「kokkoの家づくり日記」を投稿順に表示 >>> がんにも負けず家づくり日記

鹿児島で新築・住宅の購入に関する相談は >>> 鹿児島 相続と住まいの相談室


にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村 住まいブログ 住まいの豆知識へ

にほんブログ村テーマ 家づくりの残念・失敗・後悔ポイントへ
家づくりの残念・失敗・後悔ポイント

ブログTOPページへ >>> マイホームコンサルタントの家づくりナビ 

 


マイホームランキング