現場では足場がはずされ、外構工事に入っています。
内部では設備の取り付けなどが進められているものと思いますが、ここまで進むと外観的にはほぼ完成時のイメージです。
今回は、弊社が建売住宅の施工状況でチェックするポイントのうち外壁に関するものをご紹介します。
現在、住宅の外壁材として最も多く使われているのが、窯業系サイディングです。
工場で製造される規格品ですので、品質が一定で安価というメリットがあります。
規格・仕様は様々ですが、厚さに関しては14mmのものと16mmのものが主流です。
14mmと16mmでは、寸法でいうとわずか2mmの違いですが、施工方法や価格、耐久性などに大きな違いがあります。
施工方法では、14mmは釘打ち、16mmは金具留めとなります。
耐久性については、サイディング本体にはさほど差がありませんが、表面の塗装・コーティングに関しては16mmのものには、30年間メンテナンスフリーを謳う製品があるなど、対候性に優れたものが多数あります。
一方、14mmの商品では一般的な塗装が施されているのがほとんどなので、10年サイクルでの再塗装が推奨されるといった感じです。
14mmでも耐久性は十分ですが、メンテナンスは計画的に行う必要があります。
と言っても、我が家のサイディングも14mmで築11年が経過しましたが、まだ、状態はいいのでしばらくは再塗装の予定はありません。
ただ、シーリングの割れなどは重大事態になりかねませんので、痛んだ箇所だけ自分で手入れをしました。
14mmのメリットを挙げれば、16mmに比較して圧倒的に安価だということです。
ということで、アーネストワンの建売物件は、当然のことながら14mmが使用されています。
さて、新築建売の外壁チェックポイントですが、まずは割れ、キズなどがないかをチェックします。
その際、釘打ち部は特に念入りにチェックします。
釘打ちは、サイディングの継ぎ目から20mm以上離して打つ必要があります。
画像の矢印の範囲です。
これが20mm以下であったとしても割れがなければ、施工ミスとまでは言えませんが、そうした場合、割れの発生する確率が高まるので要注意です。
もし、サイディングに割れや傷があれば、引渡しまでに補修をお願いします。
続いて、基礎部の上にある水切り金物とサイディングの間にきちんと空間が取れているか確認をします。
ここが塞がっているようだと、以前の記事で説明した外壁通気工法による空気の上昇が妨げられるので、これは重大な施工ミスということになります。
まず、そんなことはないでしょうが……
この現場も、もうそろそろ完成です。
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